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非日常のために日常が非日常化する日常の雑記帳

まるおが教えてくれたこと2

愛するペットが不治の病に倒れた時、これからどうするか心が揺らぎます。

 自然のままに任せるのか、延命を願って治療に専念するのか、安楽死を選択するのか。

人間と同じですね。

答えはありません。

 

私は過去にペットの安楽死を選択したことがあります。

実家で飼っていた柴犬で、実家が勤務先なので毎日のように可愛がっていた愛犬。

様子が変だなと気が付いた時は末期癌で、既に癌組織が体内で破裂していて毒素が回り、痛みに苦しんでおり、余命は数日のうちでした。

主治医と相談し、これ以上苦しめるのは忍びないと判断して楽にしてやることを選択しました。

今回、まるおの例でもひどい苦しみが長く続くようだったら、安楽死を選択していたと思います。

 

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まるおが腎不全で治療を続けていた時、治療をどこまで行うのかしばしば頭を悩ませました。

ペットの医療費は高額です。

人間のように健康保険はありません。

ペット保険も入れていませんでした。(ペット保険は賛否両論でトラブルもまだまだ多い。)

病気が治ることはありません。

いつまで続くかわかりません。

 

実際にまるおの治療代は1ヵ月とちょっとで10万円をはるかに超えました。

これにケアフードなど緊急に購入した分を入れると、家計にかなり手厳しい数字になります。

でも、我が家の家族です。人間と同じです。

 

医療が発達して、動物でも人間並みの先進医療が取り入れられています。

場合によってそれはペットに苦しみを与えてしまいます。

 

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毎日の病院への往復。

私が仕事でいない分、家族が慣れない運転で病院へ通います。

家族が仕事や私用で時間が取れない時は、私が仕事を無理に早く切り上げて自宅に戻ります。

朝から晩までまるおのお世話、介護に時間を取られます。

 

病院へ行くのが嫌なまるおにも大きなストレスがかかります。

 

それがずっと続きます。

 

 

一日でも長く生き続けて欲しいという願いと、少しでも楽にしてあげたいという気持ちと、家族もまるおも負担がどんどん積もり積もっていくと言う状況と。

三つどもえの葛藤が渦巻いていました。

 

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最後の最後。

まるおが倒れて動けなくなってしまい、医師に電話して相談して「もう治療の施しようがない。」と告げられた時。

嫌だ嫌だ、生きていて欲しい!、と切実な願いが頭をよぎりました。

 

 

諦めきれずに、何か手はないのかとすがりつく思いでネットでいろいろと調べていた時に見つけた文章。

それが、勇気を振り絞ってまるおを次の世界に送り出す心構えとなりました。

諦めきれない気持ちに区切りを付けることが出来ました。

 

『今、病に倒れたネコちゃんは古い体を捨て去って、新しい世界へと旅立つ準備をしています。

 それを無理に人間のエゴで引き留めようとすれば、苦しみをいつまでも与えてしまうことになります。

 ネコちゃんに余計なストレスを与えるようなことはせず、大好きな家族の元で、安心出来る自分のおうちで、最期を見守ってあげてください。』

 

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現代の終末期医療の専門家たちの意見は、人間でもペットでも死が近づいて水も食事も受け付けなくなったら、余計な延命治療をしないで自然に死ぬのが一番安楽である、という意見が主流らしいです。

 

まるおは命の最後の看取り方を教えてくれました。