生前のまるおはものすごい偏食。
頑固ジジイらしく、好みの物、決まった物しか食べず、嫌だとなったらどんなに工夫しても食べなかった。
無理に食べさせようとして1日中何も食べなかったこともあるぐらい。
若い頃に病気になっても薬も飲まないサプリも飲まない。
口にしたのは唯一ビオフェルミン(細粒)ぐらいのもんだ。
ビオフェルミンは薬臭さは全く無く、舐めると甘い。人間のサプリなので人が食べても大丈夫。一度味見してくだされ。
まるおの体調不良の症状が出始めたのが約2年前。
最初はアレルギーかと思っていたら、やがて飲水量が圧倒的に多くなり多尿、そして頻繁な嘔吐と下痢。
食事による療法が一番大事だろうと思って食事の内容を変えていく試みをしました。
この時点できちんと検査を受けていて、薬などの処方を施していたらもう数年寿命が延びていたかもしれない。 今更ながらの後悔。(>ω<)
腎臓の悪化による物だとわかってきたのはずいぶん後になってから。
市販のカリカリだけでなく何とか腎臓療養食を食べさせたいと考え、購入したのがロイヤルカナンの療養食の「腎臓サポート」。
腎臓サポートシリーズには3種類あって、どれがどのように違うかと言うと、メーカーサイトでは「食感と風味が異なる」と書いてあります。
味が違うと言うだけで中身は同じようです。
これが全く食べない!(>ω<)
3種類とも残してしまう。
次いでヒルズのk/d
これもダメ。(;´Д`)ノ
ヒルズのサイエンスダイエットプロと言うのは少しだけ食べてすぐに食べなくなった。
結局固形フードは最後までダメでした
他は試してない。
猫は固形のカリカリばかりで水分摂取量が少ないと血液中に老廃物が溜まりやすいという話を聞いて、食事には必ずスープタイプのパウチを食べさせるようにしました。
まるおは体が大きくて多食。
スープから始まって味が異なるカリカリ小袋2つがメインディッシュ。
それが足りなければもう1種類。
人間より豪華!(゚Д゚;)
と言うグルメな食事内容でした。
末期腎不全で倒れた時は極度の貧血になっていて、とにかく食べる物は何でも食べさせなきゃいけないという状態になり、それこそ様々な物を購入しました 。
市販のスープタイプパウチを羅列すると、シーバ、モンプチ、三つ星グルメ、健康缶、ミャウミャウ。
それにヒルズのa/dにk/d。
ロイヤルカナンのFHN エイジング+12。
どうにもならない時のためにエナジーちゅーる。
医師から勧められたサプリで鉄分補給のためペットチニック。
最後にはロイヤルカナン クリティカルリキッドまで買いましたが、これらの7割は消費することなく無駄に終わりました。
老齢と、頑固な偏食ジジイ猫には勝てない。
まるおは教えてくれました。(;´Д`)ノ
残ったフードはさんかくが食べられる物はさんかくにあげてます。
残りは誰か貰ってくれる人を探してます。
今回記事文中で書いた療養食。
腎臓・心臓ケア、高齢シニア猫にお試しあれ。
*中身はペーストではなく粒とスープが混ざった状態です。
開封前に指で中身を押しつぶしてペースト状にして与えていました。
*最初に尿毒症で何も食べなくなった時からの回復期に食べさせました。
*k/dにはツナ味とチキン味の2種類があります。
結構食べてくれました。

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*このちゅーるは病院専用食として販売されていますが、医師は推奨しません。 もうどうにもならない時、何も食べなくなった時の最後の手段だと思ってください。
まるおの最後の食事になりました。
*鉄分補給のサプリメントです。
これ単体では嫌がって舐めず、食事に混ぜていました。
食べ物の臭いが変わってしまうのか嫌がるようになり、最後は少しでもと1滴2滴だけ混ぜたりしていました。
*医師が、もう何も食べなくなったらこれを舐めさせてくださいと勧められた物。
これを舐めなければあきらめてと言われました。
とろりとした液体状で臭いは殆ど無いのですが、結局一口も舐めてくれませんでした。
1本900円もする高価な代物です。